「Preson Break」を久々に見直したので、私の好きなシーンをとりあげます。
シーズン1、第1話の診療所のシーンにて、マイケルはサラの前でこのように呟きます。
“Be the change you want to see in the world.”(ガンディーの名言)
「変化になれ、あなたが見たい、世界の」
サラはそれを聞いた瞬間、思わずマイケルをジっと見つめてしまいます。
サラは、このガンディーの名言が好きだったのです。卒業アルバムへ引用文として残すくらいに。
(マイケルが銀行強盗のふりをする前日のシーンにて、脱獄計画のために集めた情報を次々と捨てていく描写があるのですが、よく見ると、サラの写真とガンディーの引用が書かれた卒業アルバムの一端があります。)
そしてマイケルは、気になった様子のサラに白々しく言います。
“What?”「なにか?」
“Nothing. That was just my senior quote.”
「なんでもない。ただ、私の卒業引用文だったから。」
“That was you? This whole time I was thinking it was Gandhi.”
「君のだったの?今までずっと、ガンディーのだと思ってたよ。」
返しが超絶スマート!こんなスマートな返しができるようになりたいものです。
さて、なぜ今回これを記事にしたのかと言いますと、2枚目の画像で載せたサラ、可愛いなあ……というのも一つの理由なのですが、
“Be the change you want to see in the world.”
「変化になれ、あなたが見たい世界への。」
このガンディーが言ったとされる言葉が、サラと同様に私も好きなのです。
当時イギリスの植民地だったインドにおいて、不当な扱いを受けてきたガンディーらは、イギリスからの独立を目指して自ら行動を起こし続けました。
つまり、
“Be the change you want to see in the world.”
「変化になれ、あなたが見たい世界への。」
とは、
「待っているのではなく、自分の思い描く未来へと、自分で変えていきましょう。」
といったガンディーの想いが込められたフレーズなのです。
愚痴はこぼすけれど、それに対して何も改善しようとしない。
↑思い当たる節はありませんか?
私はあります。
受け身でいることは楽だし、惰性のままでいてしまうのが人間の性だと思うので、仕方のない事なのかもしれません。
でも、私はそれではつまらないと思うのです。
主体的に行動して、自分の理想を追いかけることこそ、人生の楽しみなのではないかと思うのです。
惰性で生きているだけでは「つまならい人生だった」と死の淵に立った時に後悔するかもしれません。
“Be the change you want to see in the world.”
能動的に生きましょう。
以上、私の座右の銘の一つを紹介しました。
ちなみに、小ネタですが、字幕のガンディーのスペル”Gandhi”と卒業アルバムに書かれているスペル”Ghandi”が異なっています。調べたところ、英語表記としては前者である”Gandhi”が正しく、卒業アルバムの方はミススペルのようです。敢えて作中では、ミススペルの”Ghandi”を用いているのかもしれませんが。
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