『実践!タイムマネジメント研修~より少ない時間で高い成果を出すために~』を読んだ。
私の解釈で、ここが大事だなって思った部分だけ抜粋してまとめる。
優秀と言われる人は、あることをしている。
それは……「言語化」、「隙間時間の活用」、「成果の視覚化」。
言語化
言語化……「頭の中の内容を文字に書き起こす」こと。
大切なことに取り組む前や、難しいなと思った時には、言語化を行って思考を整理すること。
「わかっている」ところまでは、「言葉にすることができる」。
「わかっている」けれど、「言葉にできない」というものは、
「わかった気になっている」だけであり、実際には「わかっていない」ということだ。
言語化することで、自分がどこまで理解しているのか、何を考えているのか、何がわからないのか、何を考えるべきなのかなどを、正確に洗い出すことができる。
つまり、「言語化できたことのみが、現状の全て」ということ。
言語化をしないと、私たちは無意識のクセや習慣で動いてしまう。過去の経験や、教わったことなどが原点になっていることが多いが、それが必ずしも最適であるとは限らない。どんな時にも通用する万能な方法など、あるわけがない。そのため、本来は都度状況に合わせて考えるべきである。しかし、ついつい私たちは、考えもせずに慣れ親しんだやり方で動いてしまう。そのやり方では、根拠も論理も何もないのでNG。
言語化をして、行動すること!
隙間時間の活用
人は、隙間時間のような短い時間だと集中できないと思い込みがちだけれど、実は逆であり、5分程度あれば一気に集中モードになる。むしろ長い時間があるほど、その時間に合わせてこれぐらいなら、このぐらいの集中力で良いかと、時間に合わせて集中力を抑えてしまうようだ。
隙間時間こそ、やるべきこと、やりたいことに取り組むこと!
成果の視覚化
成果が視覚的に確認できると、その達成感が脳みその中で脳内物質の分泌につながり、もっと味わいたい!という麻薬的な効果を生み出すため、長時間でも集中できる。
成果を視覚的に確認できるようにプロセスをデザインすると、意図的に長時間の生産性を高めることができる。
小刻みに成果を設定し、成果を確認できるようにすること!
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