【ライフハック】メモは最強のLifehackツール【メモのメリット】

デキる人はメモをよく使う

「創造力がある人」「計画性のある人」「行動力がある人」「話や文章がうまい人」「判断力や決断力がある人」といった優れた人々の多くは「メモ」を取る事が少なくありません。彼らは自分で見聞きした事柄や、頭に浮かんだアイデア、学び、気づきなどを、こまめにノートやメモ用紙に書き留めています。また、メモしたそれらをよく見直して、人生に活用しています。なぜ優れた人々は、メモをよく使う人が多いのでしょうか?彼らは、メモを取ることによる効果の恩恵が大きいことを知っているのです。メモを取ることには、様々なメリットがあります。それではメモにはどんな効果があるのでしょうか?今回は「メモを取ることによるメリット」の特筆すべき6つの項目を紹介します。

メモを取ることによるメリット

脳は忘れてしまうが、メモから情報が消える事はない

人間の脳は、すべての出来事や情報を記憶してくれる万能装置ではありません。それどころか、記憶してから1日経つまでに、なんと74%もの記憶を忘れてしまいます。多くの方が経験している事だと思いますが、やるべき事が多く、忙殺されているときなどは「ついさっきのことが思い出せない」と、ほんの数分前の記憶さえ忘れてしまうことがあるのです。そんな“忘れてしまうというリスク”の回避方法として有効なのがメモです。メモは、言うなれば「脳の外付けハードディスク」のようなものであり、脳に記憶する変わりに外部へ記憶を保存していると考えることができるのです。脳から情報が消え去ってしまっても、バックアップとしてメモに情報を保存しておくことにより、いつでも脳へ情報を復活させることが可能です。あたりまえと言われてしまえばそれまでなのですが、実は凄く重要な事なのです。

メモをすることで、記憶の向上に繋がる

人間の脳は、五感を伴う方が強く記憶する性質があるのです。五感を働かせて記憶する場合、働かせる感覚器官が多ければ多いほど、記憶は強化されやすく、長期間に渡って残りやすいとされています。
たとえば、本の内容を暗記する場合、視覚を使うだけの黙読よりも、視覚と聴覚を働かせて音読した方が、確実に記憶できます。また、さらに記憶を強固にするためには、本の内容を音読しながら紙に写すほうが、視覚と聴覚に加え触覚を働かせている分、より記憶できるのです。つまり、誰かから話を聞くなど聴覚で情報を得た場合は、それをメモに取ることで視覚・触覚を使う事になり、情報が記憶に残りやすくなります。

反復して情報を確認できるため、長期記憶化することが可能になる

メモは確認することによって、より大きな効果を発揮します。誰でも嫌というほど聞かされてきていると思いますが、やはり復習が大事であるということですね。反復は、脳に記憶を定着させるためには最適の技術であり、反復することで、脳はこの情報は必要な情報であると認識し、情報を長期記憶化させることができます。

脳の情報を整理して、まとめることができる

情報は、脳の中にたくさん保管されていますが、古い記憶程ぼんやりとしていて全てを一度に引き出すことは難しいです。例えば、あなたの好きなものはなんですか?と聞かれた時にあなたはいくつ答えることができますか?意外と多く言えなかったりするのではないでしょうか。そして、その時は思い出せなかっとしても、また別の機会に何かをきっかけとして「ああ、あれも好きだな。」と、ふと思い出すのです。頭の中にある情報は、書き出すことで初めて無数の情報の中の一つとして認識できる状態になります。何か情報が必要になった時に、今頭の中から思い出せる情報を全てメモへ書き出し、その時は思い出せなかったものも、思い出した時にまたメモとして書き足すことで、あなたの持つ情報をまとめることができるのです。

わからないことを明確化し、行動力、実行力を上げる効果

人は、考えがまとまっていない時や情報が曖昧ではっきりしていない時ほど、行動に移すことができません。曖昧な支持を受けた時に、作業が止まってしまい中々やっていることが前に進まないといった経験をしたことがある人も多いのでは無いでしょうか。そこで、メモが役に立ちます。現状で理解している事、わからない事を紙に書き出すことで、現状でわからない部分を明確化し、より早くその部分の解決手段を考えるといった次の手順に進めることができるのです。また、メモをしていると更に「あ、ここもわからないから書いておこう」と言った気付きも得ることができ、より良い行動につながっていきます。そして、万が一わからない事がすぐに解決できなかった場合でも、今現在理解している部分の中で、この部分は先に進める事ができるということを紙に書くと、少しでも行動につなげることが可能です。出来る範囲で先に進め、出来ない部分は、それをまたメモに残しておくことでよりスムーズな流れで作業をを進めることができるでしょう。

優れたアウトプットを生み出す効果

メモとして視覚化された複数の情報を見比べることで、さまざまなアイデアが生まれやすくなります。アイデアはよく「異なる要素の組み合わせである」と言われるのですが、この組み合わせの実現にメモが役立つのです。アイデアは1から作り上げるのではなく、既存のものを組み合わせて新たなものを生み出すことです。その時は関係の無いものとしてメモをしていても、しばらく経ってから見直すと点と点がつながり、新たな視点が開けることがあります。日頃から積極的に、印象深い出来事や人から聞いた話、思いついたアイデア、感想、気づきなどをメモしておくことで、優れたアイデアを生み出すことができるでしょう。また、異なる要素の組み合わせという意味で「アイデア」と書きましたが、実際は「アイデア=アウトプット」であり、異なる要素で組み合わられたアウトプットを生み出しています。つまり、多方面の視点から考え出された、より深いアウトプット(発見、企画、意見、主張、提案など)をすることができるようになるのです。より深いアウトプットをすることは、必ず人生にプラスを与えるでしょう。

最後に

本当に頭が良い人は、メモをとらなくとも上記のような事柄ができてしまうようです。では、一般的に優れていると呼ばれる人々は、皆そのような天才的な人たちなのでしょうか?答えは「ノー」です。成功者たちを見てみるとやはりメモをしている人が多いことに気付きます。これは、どのようなことを表しているのでしょうか。推測できることは、例え与えられた個人の能力が低い人でも、やり方さえ身に付ければ、いわゆる天才と呼ばれる人々と同等の能力を持っている事と同じであるということです。従って、メモは最強のライフハックツールの一つです。メモは人生をより良いものにするためには絶対に必要であり、重要な事であるというのが私の考えです。

私はメモを習慣化することを強くお勧めします。

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